2010年3月14日日曜日

ゴールドマンの胡祖六氏、大中華圏担当会長を退任へ

3月10日(ブルームバーグ):ゴールドマン・サックス・グループの胡祖六(フレッド・フー)氏が大中華圏担当会長を退任する。同氏はゴールドマンに13年在籍している。

ブルームバーグ・ニュースが入手した社内文書によると、香港在勤の胡氏は4月に同会長職を引き、その後はアドバイザリーディレクターとなる。香港在勤の広報担当者、コニー・リン氏は同文書の内容を確認した。

胡氏は1997年に大中華圏担当主任エコノミストとしてゴールドマン・サックスに入社。その後、2003年に中国の投資銀行部門共同責任者となり、08年に現職に就いた。04年からはパートナーになっている。

胡氏からのコメントは得られていない。

ロゴフ教授:ソブリン債水準が欧州の景気拡大を「減速」させる公算

3月8日(ブルームバーグ):米ハーバード大学のケネス・ロゴフ教授は、欧州のソブリン債の水準が同地域の景気拡大を「減速」させる公算が大きいとの予想を示した。CNBCとのインタビューで語った。

NY金(12日):7週間ぶり大幅安、中国の利上げ観測で需要後退

3月12日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は下落。週間ベースでは7週間ぶりの大幅安となった。中国政府がインフレ抑制策として利上げを実施するとの見方から、貴金属を含む資源への需要が後退した。

  11日に発表された2月の中国消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇と、上昇率は過去16カ月で最高となった。この日は、商品19銘柄で構成するロイター・ジェフリーズCRB指数が低迷。エネルギー先物を中心に下げた。同指数は今週、5営業日連続で下落した。昨年は、中国の経済成長加速と低金利が金相場上昇の一因となり、12月3日には過去最高の1オンス=1227.50ドルを付けた。

  インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズのヘッドディーラー、フランク・マギー氏は「中国が利上げを実施するとの声が随分聞かれる。中国が利上げをすれば資源の需要を弱めることになる。金と原油は敏感に反応するだろう」と指摘した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 4月限は前日比6.50ドル(0.6%)安の1オンス=1101.70ドルで取引を終了。週間ベースでは3%安と、1月22日以来の大幅安となった。

オバマ大統領:輸出促進へ閣僚会議設置-米国の繁栄に不可欠

3月11日(ブルームバーグ):オバマ米大統領は、今後5年間で輸出を倍増する目標は米経済の成長にとって極めて重要だと強調した上で、これを達成するために企業と労働組合の意見の相違を調整する意向を示した。

  大統領は11日、米輸出入銀行の年次総会で演説し、「数百万人の米国民が失業している時、輸出促進は短期的に欠かせないだけではなく、米国の長期的な繁栄の鍵を握る」と語った。

  大統領によれば、国務、財務、商務、農務など各省当局者で構成する輸出促進閣僚会議を創設し、米国製品の海外販売促進を政府の優先課題として取り組む。また、ボーイングのジェームズ・マクナーニー最高経営責任者(CEO)とゼロックスのウルスラ・バーンズCEOをリーダーとする民間の評議会を再開。中小企業を中心に輸出入銀行を通じた金融支援を拡充するとしている。

  大統領によると、輸出が10億ドル(約900億円)増えると6000人余りの新規雇用につながるという。米商務省が11日発表した1月の貿易収支統計では、輸出は1427億ドルと前月から5億ドル減少した。

  大統領は演説の中で、米国の通商合意は「厳格な労働および環境保護の適用などを含み、労働者と企業の双方にとって好ましいものになる」と述べ、2008年の大統領選から示してきた自らの姿勢を維持した。大統領選でオバマ氏を支持した一部の労働組合は、米国内の労働者が犠牲になるとして貿易協定に反対している。

             人民元問題

  大統領は、中国に「市場指向の為替レート」へ移行するようあらためて呼び掛けた。世界経済の不均衡是正に不可欠な要素だと指摘している。

  米国の対中貿易赤字は米議会で政治問題となっている。一部の米議員は、中国当局が輸出促進を図るため人民元の価値を低く抑えていると主張。シェロッド・ブラウン上院議員(民主、オハイオ州)は11日、ガイトナー財務長官にあてた書簡で、中国を為替操作国と認定するよう強く求めた。米財務省は来月、半期為替報告書を議会に提出する。

「ブラック・スワン」著者、ハイパーインフレを懸念-債務増大で

3月12日(ブルームバーグ):不確実性が市場に及ぼす影響を取り上げてベストセラーとなった「ブラック・スワン」の著者、ナシーム・タレブ氏は、世界各国の当局が債務を増やし、金融を緩和しているとして、ハイパーインフレーションの懸念があると述べた。

  タレブ氏は12日のニューデリーでの講演で、「われわれは巨額債務を抱える状況に直面している」と指摘。「次なる失敗は紙幣の刷り過ぎにあるだろう」とし、「それが、わたしがハイパーインフレを恐れる理由だ」と語った。

  公的債務の増加については、債券ファンド大手、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同最高投資責任者(CIO)、モハメド・エルエリアン氏も11日、各国政府がインフレやデフォルト(債務不履行)を通じて巨額債務を削減する可能性を指摘し警告している。

米有力エコノミスト、人民元問題で強硬姿勢取るべきと主張

[ワシントン 12日 ロイター] 米有力エコノミストは12日、オバマ米大統領が中国を正式に為替操作国と名指しすることをためらう理由はなく、中国政府に対する米国の人民元切り上げ圧力は世界各国から支援されるとの見方を示した。
 ノーベル経済学賞を受賞したクルーグマン米プリンストン大教授は、当地で行われたシンポジウムで「中国が為替操作を行っているとの明白な事実について再びお茶を濁すのはおそらく非常に難しいだろう」との見方を示し、「確かな脅威を与えなければどうにもならない」と述べた。
 また「中国に為替操作をやめるよう圧力を掛けた場合の中国側の反応を恐れるべきではない」と語った。
 米ピーターソン国際経済研究所のC・フレッド・バーグステン所長は、過去7年間にわたる米中協議や20カ国・地域(G20)による経済不均衡是正努力などのこれまでのやり方は機能しないという認識が広がりつつあるとの見方を示した。
 世界貿易機関(WTO)を通じた措置が成功するかについては懐疑的とした上で、特別関税などの米国の措置が国際社会から支持される可能性があると述べた。
 同所長は、ここ数年の調査により「人民元は少なくとも25─40%過小評価されている」ことが示されたとしている。
 財務省は4月半ばに半期に1度の主要貿易相手国の為替政策に関する報告書(為替政策報告書)を公表する予定で、中国を為替操作国と認定するかどうかを決定しなければならない。

キッシンジャー氏が入院=韓国

【ソウル時事】聯合ニュースによると、韓国訪問中のキッシンジャー元米国務長官(86)は13日、腹痛を訴え、ソウル市内の病院に入院した。快方に向かっており、当初の滞在日程を1日延長して、14日に韓国を離れる予定という。
 キッシンジャー氏の病状について、病院関係者は「状態は良くなっており、長期入院して集中治療を受けるほど深刻な症状ではない」と語った。同氏は10日に韓国入りし、11日にソウル市内で講演を行ったほか、12日には李明博大統領と会談した。


キッシンジャー氏、韓国で入院 現地報道
3月13日19時45分配信 CNN.co.jp

ソウル(CNN) 訪韓中のヘンリー・キッシンジャー元米国務長官(86)が13日、「軽度の胃の不調」を訴え、ソウル市内北部の病院に入院した。韓国の聯合ニュースが伝えた。
キッシンジャー氏は10日、安全保障関連フォーラム出席のためソウル入りし、12日には韓国の李明博大統領と会談した。
各社報道によると、キッシンジャー氏の容体は安定しており、14日には韓国を出国する見通し。