Jan. 6 (Bloomberg) -- Marc Faber, managing director of Marc Faber Ltd. and publisher of the "Gloom, Boom & Doom Report," talks with Bloomberg's Carol Massar, Erik Schatzker and Ellen Braitman about the outlook for industrial commodities and gold prices.
Faber, speaking from New York, also discusses the potential for "disaster" from government intervention in the economy, outlook for the financial markets and his investment strategy in technology stocks. ("Morning Call" is seen weekdays on Bloomberg TV. Source: Bloomberg)
00:00 Outlook for "some rebound" for global economy
01:10 Government intervention will be "disaster"
04:10 Regulation of free markets; Madoff, SEC
04:33 Outlook for gold, metals market; oil prices
07:09 "I think World War Three has already begun."
08:58 Large versus small tech companies; strategy
10:15 "Yahoo will eventually be taken out."
11:03 Asian stocks "very attractive," BRIC nations
14:19 "Short" U.S. bonds; five years for recovery
Running time 14:57
Last Updated: January 6, 2009 09:08 EST
一般会計税収は1984年度(34兆9000億円)以来の低水準。景気悪化で税収不足分を埋めるために国債を44兆円発行。国債発行額が税収を上回るのは1946年(預金封鎖実施)以来。【2009年11月25日付日経新聞)】 ユーロ崩壊のプロセスは既に始まり、アメリカ、中国、日本と世界中に経済崩壊の荒波が押し寄せるのは2~3年の内と云われています。国家が破綻しても死ぬ訳ではありませんが、所得格差が生命格差となる時代に備え、志有る者だけでも次の時代に向けサバイバルしようではありませんか。
2009年1月8日木曜日
2009年1月6日火曜日
ウィーン氏の「今年のびっくり10大予想」:米株と原油、金は上昇へ
1月5日(ブルームバーグ):リセッション(景気後退)による米国株安を昨年予言したウォール街の著名ストラテジスト、バイロン・ウィーン氏は、今年は景気回復に伴ってS&P500種株価指数が33%反発すると予想する。
ヘッジファンドのピーコット・キャピタル・マネジメントのチーフ市場ストラテジストを務めるウィーン氏(75)は今年で24年目となった恒例の「今年のびっくり10大予想」の中で、S&P500種が1200に上昇し、金相場は1トロイオンス=1200ドルと過去最高値を付けると指摘。原油相場も1バレル=80ドルに上昇するとの見通しを示した。
ウィーン氏は、「今年7-12月(下期)の米景気回復期待の広がりを受け、投資家の落胆やヘッジファンド・投資信託の解約による底から市場は回復する」と予測。「市場の合言葉は『富は失われた』から『富はまだ作られ得る』に変わる」と指摘した。
1年前のウィーン氏の10大予想には、S&P500種の10%の下落や2001 年以降初の米景気のリセッション入りなどが含まれていた。実際には、S&P 500種は昨年、金融株やエネルギー関連株などの急落を受けて、前年比38%安と1937年以来最大の下げを演じた。全米経済研究所(NBER)は昨年12月1日、リセッションが07年12月に始まったと発表した。
元モルガン・スタンレーのシニア市場ストラテジストで05年12月にピーコットに移籍したウィーン氏は、これまでの自身の予測は半分以上が当たったと述べている。01年1月には、同氏はリセッションを予想しており、2カ月後にはインターネット・バブルが終了。当時10年ぶり高水準の6.5%だったフェデラルファンド(FF)金利誘導目標についても同氏は連続利下げを予想しており、実際に当局は01年1月3日に緊急利下げを実施した。
当たりと外れ
ブルームバーグが調査対象としているウォール街のストラテジストの今年のS&P500種予想は17%上昇で、03年以来最大の株高の年になると見込まれている。ウィーン氏は1200とみており、UBSのデービッド・ビアンコ氏の1300 に次ぐ強気予想だ。
昨年の10大予想で外れたものとしては、ドルが年前半に上昇し、後半に下落するという見方で、実際には前半下落、後半持ち直すという逆の動きとなった。原油相場見通しも、昨年の早い時期に下落し後半に上昇するという見方は外れ、原油先物相場は7月に最高値を付けて12月19日には高値から77%安の水準に落ち込んだ。
09年の見通しでは、米財務省による金融支援のための「多額の借り入れ」の結果として、ドルが「深刻な下降局面」を迎えると分析。ドルは対ユーロで過去最安値の1.65ドル、対円で75円に下落する可能性があるとした。10年物米国債利回りは、デフレ懸念ではなくインフレ懸念の台頭により、4%に上がるだろうとの見方を示した。
このほか、中国の景気と株式市場の回復や、税収減に直面するニューヨークなどの州の財政破たん懸念を受けた連邦政府からの地方自治体支援、住宅着工件数の秋の底入れを予想した。
昨年は、バラク・オバマ氏の米大統領選挙勝利と民主党の上下両院での過半数獲得を予想し、的中させた。
ヘッジファンドのピーコット・キャピタル・マネジメントのチーフ市場ストラテジストを務めるウィーン氏(75)は今年で24年目となった恒例の「今年のびっくり10大予想」の中で、S&P500種が1200に上昇し、金相場は1トロイオンス=1200ドルと過去最高値を付けると指摘。原油相場も1バレル=80ドルに上昇するとの見通しを示した。
ウィーン氏は、「今年7-12月(下期)の米景気回復期待の広がりを受け、投資家の落胆やヘッジファンド・投資信託の解約による底から市場は回復する」と予測。「市場の合言葉は『富は失われた』から『富はまだ作られ得る』に変わる」と指摘した。
1年前のウィーン氏の10大予想には、S&P500種の10%の下落や2001 年以降初の米景気のリセッション入りなどが含まれていた。実際には、S&P 500種は昨年、金融株やエネルギー関連株などの急落を受けて、前年比38%安と1937年以来最大の下げを演じた。全米経済研究所(NBER)は昨年12月1日、リセッションが07年12月に始まったと発表した。
元モルガン・スタンレーのシニア市場ストラテジストで05年12月にピーコットに移籍したウィーン氏は、これまでの自身の予測は半分以上が当たったと述べている。01年1月には、同氏はリセッションを予想しており、2カ月後にはインターネット・バブルが終了。当時10年ぶり高水準の6.5%だったフェデラルファンド(FF)金利誘導目標についても同氏は連続利下げを予想しており、実際に当局は01年1月3日に緊急利下げを実施した。
当たりと外れ
ブルームバーグが調査対象としているウォール街のストラテジストの今年のS&P500種予想は17%上昇で、03年以来最大の株高の年になると見込まれている。ウィーン氏は1200とみており、UBSのデービッド・ビアンコ氏の1300 に次ぐ強気予想だ。
昨年の10大予想で外れたものとしては、ドルが年前半に上昇し、後半に下落するという見方で、実際には前半下落、後半持ち直すという逆の動きとなった。原油相場見通しも、昨年の早い時期に下落し後半に上昇するという見方は外れ、原油先物相場は7月に最高値を付けて12月19日には高値から77%安の水準に落ち込んだ。
09年の見通しでは、米財務省による金融支援のための「多額の借り入れ」の結果として、ドルが「深刻な下降局面」を迎えると分析。ドルは対ユーロで過去最安値の1.65ドル、対円で75円に下落する可能性があるとした。10年物米国債利回りは、デフレ懸念ではなくインフレ懸念の台頭により、4%に上がるだろうとの見方を示した。
このほか、中国の景気と株式市場の回復や、税収減に直面するニューヨークなどの州の財政破たん懸念を受けた連邦政府からの地方自治体支援、住宅着工件数の秋の底入れを予想した。
昨年は、バラク・オバマ氏の米大統領選挙勝利と民主党の上下両院での過半数獲得を予想し、的中させた。
2009年1月5日月曜日
ジェームス・ターク氏 「2009年、金、銀価格の見通し」
(転載)
金の世界的なゴールドアナリスト。現、ゴールド・マネー(⇒参照)の創設者であり、チェースマンハッタン銀行、アブダビ投資庁の商品部責任者を経て現在に至る。古くから、NY連銀の金価格操作、膨張するドルを基軸とする国際通貨制度の問題について警告を発していた。
金価格は3月末までに1オンス=1000ドルを超え、年間最安値をつけるのは1月の初旬、下げても850ドル付近でしょう。4月以降は1000ドル以下になることは、もうない。2009年中に1800ドルを超えると思う。この10年間を通して金は注目に値するパフォーマンス(成績)を残したが、まだほとんどの人が現物の金を所有していない。しかし、米国の財政が急速に悪化し、米国で何が起きているか世界の人々は2009年中に気づくでしょう。そして、人々は資金の逃避先を求めて金を買うことになります。2009年は、まさに「金が本格的に上昇に入る年」になります。
私は、銀に対しても強気です。なぜなら、現在の価格はあまりにも安すぎるからです。現在、金と銀の比価であるGSR(ゴールド・シルバー・レシオ)は高い数値にありますが、私はこのレシオは今後下がると見ています。私が予測する下限のレシオ45(ここ数年の最低値)まで下げるなら、銀価格は1オンス=40ドル(現在11.5ドル)まで上がり、レシオが60まで下がるなら銀価格は30ドルまで上がるでしょう。金と銀の達成する価格に関係なく、私は2009年中に銀の上昇率は金を超えると見ています。
※一般的に銀行の破綻が始まると、初期段階としてGSRは100を目指して上昇する。ただ、GSRが下がったからと言って金融不安が改善されたわけではない。歴史的にGSRの急上昇が金融不安スタートのサインとなる。
金鉱株の投資指標となるXAU(金銀鉱山株価指数)は、2009年中に強く立ち直ります。(2008年10月に65で底打ちした) 強く立ち直るのは2009年の1~3月にかけてでしょう。また、2009年中にドルが信用を失うのなら(ドル崩壊?)、私の2009年の金価格目標値に上限はありません。
金の世界的なゴールドアナリスト。現、ゴールド・マネー(⇒参照)の創設者であり、チェースマンハッタン銀行、アブダビ投資庁の商品部責任者を経て現在に至る。古くから、NY連銀の金価格操作、膨張するドルを基軸とする国際通貨制度の問題について警告を発していた。
金価格は3月末までに1オンス=1000ドルを超え、年間最安値をつけるのは1月の初旬、下げても850ドル付近でしょう。4月以降は1000ドル以下になることは、もうない。2009年中に1800ドルを超えると思う。この10年間を通して金は注目に値するパフォーマンス(成績)を残したが、まだほとんどの人が現物の金を所有していない。しかし、米国の財政が急速に悪化し、米国で何が起きているか世界の人々は2009年中に気づくでしょう。そして、人々は資金の逃避先を求めて金を買うことになります。2009年は、まさに「金が本格的に上昇に入る年」になります。
私は、銀に対しても強気です。なぜなら、現在の価格はあまりにも安すぎるからです。現在、金と銀の比価であるGSR(ゴールド・シルバー・レシオ)は高い数値にありますが、私はこのレシオは今後下がると見ています。私が予測する下限のレシオ45(ここ数年の最低値)まで下げるなら、銀価格は1オンス=40ドル(現在11.5ドル)まで上がり、レシオが60まで下がるなら銀価格は30ドルまで上がるでしょう。金と銀の達成する価格に関係なく、私は2009年中に銀の上昇率は金を超えると見ています。
※一般的に銀行の破綻が始まると、初期段階としてGSRは100を目指して上昇する。ただ、GSRが下がったからと言って金融不安が改善されたわけではない。歴史的にGSRの急上昇が金融不安スタートのサインとなる。
金鉱株の投資指標となるXAU(金銀鉱山株価指数)は、2009年中に強く立ち直ります。(2008年10月に65で底打ちした) 強く立ち直るのは2009年の1~3月にかけてでしょう。また、2009年中にドルが信用を失うのなら(ドル崩壊?)、私の2009年の金価格目標値に上限はありません。
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