2010年3月2日火曜日

米景気回復は一様でない、医療保険費は大きな問題=バフェット氏

[ニューヨーク 1日 ロイター] 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は1日、米経済について、最悪期を脱したものの消費者が支出を抑制するなか、回復は一様ではないとの見方を示した。
 バフェット氏はCNBCテレビで、米経済は最悪期を乗り切ったと指摘。

その一方で、消費者が支出に一段と慎重になっていることから多くの部門で事業活動は鈍く、同氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N: 株価, 企業情報, レポート) (BRKb.N: 株価, 企業情報, レポート)も例外ではないと語った。

 経済が回復しているものの、株式への投資妙味が増すことはないかもしれないとの見方を示した。「1年前と比べて株式の魅力度はかなり低下している」と話した。

 医療保険費について、手がつけられなくなっており経済を侵食する「非常事態」だと指摘。現在の法案よりも大幅にコストを制限する改革を導入するよう議会に求めた。

 鉄道会社バーリントン・ノーザン・サンタフェ買収を受けてバークシャーの信用格付けが2段階引き下げられたことについて、同氏は実質的に影響はないと述べた。

人民元、大幅に過小評価されている=IMFのG20向け文書

[ワシントン 1日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は、韓国で開かれる20カ国・地域(G20)財務相会合に向けた文書のなかで、ドルは依然として若干過大評価されており、中国人民元は大幅に過小評価されている、との見方を示した。文書は1日公開された
 IMFはまた、最近のユーロ下落は「ファンダメンタル価値」に向かっており、円は2008年終盤に大幅に下落した後、中期的なファンダメンタルズにおおむね沿っている、とした。

2010年3月1日月曜日

小沢氏、創価学会幹部と会談=参院選後の連携にらみか

民主党の小沢一郎幹事長が26日、公明党の支持母体である創価学会の幹部と都内で会談していたことが28日、関係者の話で分かった。民主、公明両党が接近し始めた中での小沢氏と学会幹部の会談だけに、夏の参院選後の連携を探る動きとして憶測を呼びそうだ。

 昨年8月の衆院選後、小沢氏と学会幹部の会談が明らかになったのは初めて。会談には、民主党の輿石東参院議員会長が同席した。 

[時事通信社]

米バークシャーの10-12月:利益急増-デリバティブ関連投資が奏功

2月27日(ブルームバーグ): 米著名投資家で資産家のウォーレン・バフェット氏率いる米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイの2009年10-12月(第4四半期)決算は、世界の株式市場に関連するデリバティブ(金融派生商品)投資が持ち直したことが奏功し、利益が急増した。

  27日発表の年次報告書によると、純利益は30億6000万ドル(1株当たり1969ドル)と、前年同期の1億1700万ドル(同76ドル)から大きく伸びた。

  3四半期連続となる今回の増益決算は、リセッション(景気後退)で痛手を受けた金融機関への投資を背景に、2007年以降減少していた手元資金を再び積み増すのに寄与した。ゴールドマン・サックス・グループなどバフェット氏に出資を求めた企業はバークシャーに10%以上の金利を支払っている。バークシャーの投資の動きは、昨年11月の米鉄道大手バーリントン・ノーザン・サンタフェ買収合意で最高潮に達した。

  バフェット氏は27日付の株主あて書簡で、「過去2年間の混乱の時期に多くの資金を投じた」とした上で、「投資家にとっては理想的な期間となっている。つまり恐れの風潮は投資家にとって一番の味方だ」と指摘した。

  09年通期の純利益は80億6000万ドルと、前年比61%増加。株価上昇などにより、純資産は1311億ドルと、9月末時点から4%増えた。08年末時点と比べると約20%膨らんでいる。

  第4四半期はデリバティブの利益が10億5000万ドルだった。前年同期はリーマンショックを受け46億1000万ドルのデリバティブ損失を出していた。

ギリシャ債務危機でユーロは「生き残れない可能性も」-ソロス氏

2月28日(ブルームバーグ):ユーロはギリシャの財務危機で「厳しい試練」を受けており、「生き残れない可能性もある」――。著名投資家ジョージ・ソロス氏は米CNNの番組でこうした見方を示した。

ソロス氏は欧州には「共通の中央銀行があるのに共通の財務省がない」ためユーロの通貨としての構造には「欠陥がある」と述べ、「為替レートは一定だ。一加盟国が困難に陥っても通貨は切り下げることが不可能だ」と指摘した。

ギリシャの債務問題のあおりでユーロは対ドルで2008年11月以来最長の下げを見せている。投資家の間ではスペインなどほかのユーロ圏諸国の財政赤字にも懸念が強まっている。

ソロス氏はギリシャが財政危機を乗り越えるだろうと予想した上で、「だがそれでもスペインなどほかの加盟国も」同様の困難に直面しており、「欧州が赤字の埋め合わせに必要な組織的な措置を今講じなければ、事実上、ユーロは生き残れない可能性がある」との見方を示した。

ルービニ教授:スペインは「厳しい時期」に備えを-エコノミスタに寄稿

2月27日(ブルームバーグ):米ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授は27日付のスペイン紙エコノミスタへの寄稿文で、スペインは膨らんでいる財政赤字を削減するため「厳しい時期」に備える必要があるとの見解を示した。

  ルービニ教授は「スペインは、ギリシャでもアイルランドもないことは真実だが、こうした経済的に重要な国が、ギリシャの債務水準に向かう財政赤字悪化を止められなければ、これらの国との違いは結果的に、単に学術的なものになるだろう」と述べた。

  同教授は、スペインは競争力回復に向け雇用市場や給与の硬直性に対処する改革を実施する必要があると指摘。リセッション(景気後退)からの脱却に向けたザパテロ首相の最初の財政支出計画は、「スペインの財政問題を悪化させた」とし、欧州の将来はリスクにさらされているとの見方を示した。

  教授は「スペインが失敗した場合、欧州経済通貨同盟(EMU)の将来と欧州連合(EU)の政治的信頼性に影響が及ぶだろう」と予測。「長期的には、ユーロからの脱退を余儀なくされる国が出てくる恐れがある」とした上で、こうした理由でスペインは「欧州の将来にとって正念場」になっていると説明した。

IMM通貨先物、ドルの買い越しが08年9月以来の高水準=CFTC

[ニューヨーク 26日 ロイター] 米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の取組(2月23日までの週)によると、ドルの買い越しが前週から増加し、2008年9月16日までの週以来の高水準となった。
 ドルの円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドルに対する買い越し額は127億7000万ドル。前週は96億9000万ドルだった。
 ユーロの売り越しは前週の5万9422枚から7万1623枚に増加して過去最高となった。
 ポンドの売り越しも前週から増加。スイスフランの売り越しは前週のほぼ倍となった。
 円の買い越しは1717枚と、前週の1万3912枚から大幅に減少した。
 一方、カナダドルとオーストラリアドルの買い越しは増加した。