[ニューヨーク 1日 ロイター] 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は1日、米経済について、最悪期を脱したものの消費者が支出を抑制するなか、回復は一様ではないとの見方を示した。
バフェット氏はCNBCテレビで、米経済は最悪期を乗り切ったと指摘。
その一方で、消費者が支出に一段と慎重になっていることから多くの部門で事業活動は鈍く、同氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N: 株価, 企業情報, レポート) (BRKb.N: 株価, 企業情報, レポート)も例外ではないと語った。
経済が回復しているものの、株式への投資妙味が増すことはないかもしれないとの見方を示した。「1年前と比べて株式の魅力度はかなり低下している」と話した。
医療保険費について、手がつけられなくなっており経済を侵食する「非常事態」だと指摘。現在の法案よりも大幅にコストを制限する改革を導入するよう議会に求めた。
鉄道会社バーリントン・ノーザン・サンタフェ買収を受けてバークシャーの信用格付けが2段階引き下げられたことについて、同氏は実質的に影響はないと述べた。
0 件のコメント:
コメントを投稿