2009年11月29日日曜日

ドルはいずれ価値ゼロに、米国の「壊滅的」財政状態で-ファーバー氏

10月26日(ブルームバーグ):投資家マーク・ファーバー氏は26日、米国の財政が「壊滅的」な状態にあることに人々が最終的に気付き、ドルは無価値になるとの見方を示した。

  同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「ドルはいずれ、価値がゼロになるだろう。今はまだその時ではない」と述べた。「オバマ政権を見ていると、既にそうなっていてもおかしくないが、人々が米国の財政が完全に壊滅的な状態にあることに気付くのには10年ほどかかるだろう」と語った。

  さらに、ドルは売られ過ぎのため短期的に反発するかもしれないが、上昇は続かないだろうとして、米国は債務返済のためにマネーを増やさざるを得ないだろうと説明した。

  「私の見解では、米国の税収の約50%は国債の利払いだけで消えるだろう」とした上で、「この状態は持続不可能だ。結局、マネーを増やさざるを得なくなるだろう」と話した。

  最良の投資先は米国外の通貨と商品、株式だとし、米金融当局の政策が株式相場を支えるとの見通しを示した。「S&P500種株価指数が900または800に下落したらすぐに、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は輪転機を回し始めるだろう」と話した。

投資家ファーバー氏:金相場の下値支持線、オンス当たり1000ドルに

11月18日(ブルームバーグ):投資家マーク・ファーバー氏は18日、金相場の下値支持線がこれまで上値抵抗線だったオンス当たり1000ドルになるとの見方を示した。

  同氏は、シンガポールでブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、金相場のパフォーマンスは株式相場を上回るだろうと語った。商品需要は「消えない」と付け加えた。

2009年10月23日金曜日

インドの金需要:祭りシーズン中も「不振」-最高値で輸入減少か

10月22日(ブルームバーグ):インド金市場協会のアンジャニ・シンハ会長は22日、金相場が過去最高水準にあるなか、世界最大の金消費国であるインドの金販売がディワーリー(灯明の祭り)の休暇シーズン中、「不振」だったことを明らかにし、同国の輸入が減少するとの見通しを示した。

  シンハ氏は香港でインタビューに応じ、10-12月(第4四半期)のインドの金輸入は約50トンと、四半期ベースの平均である100-120トンを下回ると予想。「需要は上向いておらず、インド人たちは実際には宝飾品を売却している」と述べた。

  インド最大の宝飾品生産・輸出会社、ラジェッシュ・エクスポーツは7日、金相場が過去最高水準にあるため例年は堅調な祭りシーズンの販売が「打撃を受ける」との見方を示していた。

  インド最大の金現物取引所、ナショナル・スポット取引所の責任者でもあるシンハ氏は「輸入は大幅に落ち込むだろう」と指摘。「多くの宝飾品が売却され、再利用される見込みだ」と語った。

  金現物相場は14日に最高値の1オンス当たり1070.80ドルに達した。

ランドが主要・新興国通貨の中で最大の下げ-相場固定との報道受け

10月22日(ブルームバーグ):22日の外国為替市場で、南アフリカ共和国の通貨ランドが主要・新興国通貨の中で最大の下げを演じた。同国の金融通信社「Sake24」がこの日、同国政府がランド相場を「固定」させる計画だと報じたことに反応した。政府はこうした計画はないとしている。

ヨハネスブルク時間午前10時27分(日本時間午後5時27分)現在、ランドはドルに対し前日比1.2%安の1ドル=7.5045ランド。これは日中の取引としては5日以来の安値で、下落率はブルームバーグがまとめる26の新興市場通貨と16の主要通貨の中で最大。

Sake24は、パテル経済開発相がランド安定のための為替レート固定を含めた経済政策の「抜本的」な修正を準備していると伝えた。情報源は明示していない。

同相の報道官、ズベイダ・ヤッファー氏は電話インタビューでこの報道について、「全く根拠はない」と言明した。

ジム・ロジャーズ氏:大連商品取引所の成長戦略に「興奮」-顧問に

10月22日(ブルームバーグ):著名投資家のジム・ロジャーズ氏が中国の大連商品取引所の上級顧問に就任した。就任の理由について、同取引所の成長への取り組みに「興奮」していると語った。

  ロジャーズ氏は22日、大連からの電話インタビューで「中国は通貨や経済を開放すれば世界の商品取引の中心になると期待している。3カ所の取引所すべてに強い魅力を感じるが、大連の取り組みには興奮している」と述べた。

  ロジャーズ氏は、上海先物取引所や鄭州商品取引所とも協議したことを明らかにし、中国に滞在するなら大連に住みたいと語った。同氏は投資会社ロジャーズ・ホールディングス(シンガポール)の会長を務める。

  大連商品取引所は21日の電子メールで、ロジャーズ氏が「上級顧問」に就任したと発表した。同取引所は1-6月(上期)の出来高から見て中国最大の商品デリバティブ(金融派生商品)取引所。大豆や大豆油、パーム油、大豆ミールなどの取引を行っている。同取引所の劉興強社長は12日のインタビューで、出来高拡大を目指しエネルギーや原料炭、生牛の先物を導入する可能性を示唆した。

2009年10月9日金曜日

<ヨウジヤマモト>民事再生法の適用を申請 負債約60億円

10月9日19時42分配信 毎日新聞

 「Y’s(ワイズ)」などのブランドショップを展開し、パリコレクションの常連でもある山本耀司氏のデザインで知られるアパレル業のヨウジヤマモト(大塚昌平代表取締役、本社・東京都品川区)は9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。帝国データバンクによると、負債総額は約60億円。

 同社などによると、ヨウジヤマモトは山本氏が84年に設立。伊勢丹や西武百貨店などの百貨店を中心に国内60店舗のブランドショップを保有している。08年8月期の売上高は95億円。80年代にはコム・デ・ギャルソン、イッセイミヤケなどと並び、DCブランドブームの一角を占めた。08年からはニューヨーク、パリに大型店を出すなど海外事業の拡大を進めていたが、昨年末以降の景気低迷で拡大戦略が裏目に出た。

 同社のスポンサーには、投資会社のインテグラル(同千代田区)が名乗りを上げており、同社主導で再建が進む見通し。大半の店舗も営業を続ける見通しという。

 山本耀司氏は1943年生まれ。慶大卒業後、文化服装学院デザイン科を経て72年に自身の会社「ワイズ」を設立。81年にパリコレクションに初参加。川久保玲氏の「コム・デ・ギャルソン」と共に、「第三の波」「東からの衝撃」などと称賛され、世界のファッション界に新風を吹き込んだ。黒を基調とした左右非対称のデザイン、素材の特性を生かしたカット技術などで独自の地位を確立。日本を代表するデザイナーの一人として活躍している。86年、94年に毎日ファッション大賞を受賞した。

 今月2日の2010年春夏パリコレには参加していた。

2009年10月5日月曜日

ヴェルサーチ国内全4店閉店 事実上の日本撤退

10月5日19時45分配信 J-CASTニュース

 海外の高級ブランドが国内店舗を次々と閉鎖している。シャネルが九州の店舗を閉店し、ルイ・ヴィトンは東京・銀座への大型店出店を白紙に戻した。イタリアの高級ブランド「ヴェルサーチ」は国内全4店舗を閉店し、日本法人の広報部門の閉鎖も決まった。事実上の日本撤退と言えそうだ。

■日本の08年売上高は前年の半分

 「ヴェルサーチ」の日本法人、ヴェルサーチ・ジャパンは2009年5月に東京・紀尾井町の本店を閉店し、7月までに百貨店内の店舗2店とアウトレット1店もなくした。これで国内直営店全4店舗が姿を消した。また10月31日をもって、ヴェルサーチ・ジャパンの広報部門を閉鎖することも決まっている。

 ヴェルサーチは1978年にイタリアで設立され、アルマーニやフェレと並んで一世を風靡した。派手な色合いが多かったことから、日本ではバブルの象徴とも言われた。ところが1997年にデザイナーのジャンニ・ヴェルサーチが亡くなってから売れ行きが低迷し、巨額赤字に転落。日本でも正規価格での販売店は3店舗にまで減り、特にリーマンショック以降は派手系の服がめっきり売れなくなった。ヴェルサーチ・ジャパンの2008年12月決算の売上高は16億円で、前年の30億円に比べて半減している(帝国データバンク調べ)。

 ヴェルサーチ・ジャパンの広報担当者は店舗の閉鎖について、

  「本国の方針ですので、現段階で公式にコメントできることはありません」

との回答にとどめた。

■ルイ・ヴィトングループの売上高も20%減

 ただ、事情をよく知る関係者は、こんな見方をする。

  「2010年秋以降にヴェルサーチは日本で新店舗を出す計画もあり、一旦クローズという方が正しいかもしれません」

 本店を移転する計画だったが、そこへリーマンショックの打撃を受けて移転が難しくなった。バブル期の名残がある本店で営業を続けるよりも、一度クローズするほうがよいと方針を転換したのでは、と前出の関係者はいっている。

 しかしヴェルサーチは08年に中国に10店舗も出店している。売れない日本に見切りをつけたとも言えそうだ。

 日本での高級ブランドの売れ行きは依然厳しく、ルイ・ヴィトンやクリスチャン・ディオールを傘下に持つ高級ブランド最大手の仏モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)は、09年1~6月期の日本での売上高(円ベース)が前年同期比20%減少した。アメリカの13%減、ヨーロッパの5%減よりも減少幅が大きい。一方、日本を除くアジアでは4%増加した。

 仏の宝飾ブランド「カルティエ」を傘下に持つスイスのリシュモンは、09年4~8月期の日本の売上高(ユーロ)が7%減だった。

 矢野経済研究所によると、08年の海外高級ブランドの日本市場は1兆643億2600万円(小売金額ベース)で、前年比89.8%の大幅なマイナスを記録した。同社は「09年の高級ブランド市場規模はさらに縮小し、1兆円の大台を割り込むだろう」と予測している。

 かつて「ドル箱」と呼ばれていた日本市場だが、中国やインドなど新興国に鞍替えするブランドが今後も出てきそうだ。



突然日本市場から姿を消した人気ブランド・ヴェルサーチ
週刊文春10月 1日(木) 12時35分配信 / エンターテインメント - エンタメ総合

なぜ、日本を撤退?

「ドバイにヴェルサーチがデザインした高級リゾートホテルがまもなくオープンするということもあり、今後、高所得者層についてはニューヨーク、ドバイ、ミラノで、一般客については、中国やロシアで確保するという戦略です。日本市場は魅力的ではないんですね」(同前)

 では今後、サッチーや新庄たちは何を着ればいいのか?

「ゴージャスなデザインが得意な『ロベルト・カヴァリ』ですね」(宮田さん)

「男性には『トム・フォード』。海外ではセレブ御用達です」(木村さん) 

(週刊文春2009年10月8日号「THIS WEEK 流行」より)