1月17日(ブルームバーグ):格付け会社フィッチ・レーティングスのマネジングディレクター、エドワード・パーカー氏は17日、ギリシャは支払い不能に陥っておりデフォルト(債務不履行)するとの見通しを示した。
同氏はストックホルムでインタビューに応じ、ギリシャが3月20日に期限を迎える145億ユーロ(約1兆4200億円)の国債を償還できる可能性は低いとの見方を示した。債務減免で民間部門と合意すれば、フィッチの基準でデフォルトに相当するとも述べた。
「いわゆる民間部門関与(PSI)は当社の規則では明らかにデフォルトだ。従ってギリシャのデフォルトが実際に起こっても驚きはない。どちらにせよ、デフォルトは比較的早い時期に起こると考えている」と語った。
また、欧州債務危機は「長引く」公算が大きいとも述べた。
0 件のコメント:
コメントを投稿