4月18日(ブルームバーグ):18日に発表された「サンペレグリノ2011年世界のベストレストラン50」で、デンマーク、コペンハーゲンの「ノーマ」が今年も最優秀レストランに選ばれ、シェフのルネ・レッゼピ氏は2年連続で栄冠に輝いた。
フェラン・アドリア氏が「エル・ブジ」を閉鎖したスペインでは、ジローナの3兄弟が経営するレストラン「エル・セレール・デ・カン・ロカ」が順位を2つ上げて2位に付け、来年の首位を狙っている。
3位もスペインが続き、レストラン「ムガリッツ」が選ばれた。4位には伊モデナの「オステリア・フランチェスカーナ」、5位には英国からへストン・ブルーメンタール氏の「ファット・ダック」が入った。
授賞の発表はロンドンのギルドホールで世界の一流シェフやレストラン経営者を集めて行われた。2002年に英誌レストランの特集記事として始まった番付はその後国際的に知名度を上げ、注目されるようになった。ダニエル・ブールー氏のニューヨーク旗艦店「ダニエル」は順位を3つ下げて11位となった。北米で最上位につけたのはシカゴの「アリネア」で6位と、昨年から順位を1つ上げた。
東京の「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」は昨年の24位から今年は12位に躍進、アジアでトップとなった。最も順位を上げたのは東京の「龍吟」で、昨年の48位から20位に上昇した。
以下は上位20位のランキング。()内は昨年の順位
1 Noma, Denmark (1)
2 El Celler De Can Roca, Spain (4)
3 Mugaritz Spain (5)
4 Osteria Francescana Italy (6)
5 The Fat Duck, U.K. (3)
6 Alinea, U.S. (7)
7 D.O.M, Brazil (18)
8 Arzak, Spain (9)
9 Le Chateaubriand, France (11)
10 Per Se, U.S. (10)
11 Daniel, U.S. (8)
12 Les Creations De Narisawa, Japan (24)
13 L’Astrance, France (16)
14 L’Atelier De Joel Robuchon, France (29)
15 Hof Van Cleve, Belgium (17)
16 Pierre Gagnaire, France (13)
17 Oud Sluis, Netherlands (19)
18 Le Bernardin, U.S. (15)
19 L’Arpege, France (Re-Entry)
20 Nihonryori Ryugin, Japan (48)
(リチャード・バインズ氏は、ブルームバーグ・ニュースのフード評論家です)
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