3月3日(ブルームバーグ):国連が3日発表した2月の世界の食料価格指数は、過去最高を更新した。乳製品や穀物、食肉の値上がりが影響した。
国連食糧農業機関(FAO)がウェブサイトで発表したところでは、食品原材料55種で構成する同指数は前月比2.2%上昇し236となった。8カ月連続で前月の水準を上回っている。1月は230.7だった。
FOAの通商・市場担当ディレクター、デービッド・ハラム氏(ローマ在勤)は発表資料で、「予想外の原油価格高騰が、既に不安定になっている食品市場の状況をさらに悪化させる恐れがある」と指摘。「このため価格見通しは一段と不透明感を増している」と付け加えた。
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