12月31日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は、オンス当たり1421.40ドルで取引を終了した。終値としては最高値。通年では10年連続上昇。増大するソブリン債危機を背景に、質への逃避としての金買いが優勢だった。
年初来からの上昇率は30%。12月7日には最高値の1オンス=1432.50ドルを記録した。
ミダス・マネジメント(ニューヨーク)のトム・ウィンミル社長は、「今年の金相場のパフォーマンスはとても素晴らしかった。政府の活動が、過去最大の財政赤字や低金利、財政規律の欠如を示唆しているからだ」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物2月限は、前日比で15.50ドル(1.1%)上昇した。
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