[21日 ロイター] 米証券取引委員会(SEC)が逆買収を通じて米国の証券取引所に上場する中国企業に対する調査を開始した。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が関係者の話として報じた。
同紙によると、今回の調査は何百もの中国企業が米国のペーパーカンパニーとの合併によって米市場に上場するという流れを受けて実施されている。
SECは米国の会計事務所、銀行、法律事務所がどのような方法で合併をサポートしたかについて調査を開始した。また過去に発表した調査件数を上回る数の個別中国企業を対象に、違法な会計処理、監査慣行に関しても調査に着手している。
SECのコメントは得られなかった。
12月2日には中国のクリーンテクノロジー企業、リノ・インターナショナルRINO.PKが会計処理に関する申し立てに対し、十分な情報を提供できなかったことから、ナスダックの上場廃止処分を受けたと発表している。
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