産経新聞 12月16日(木)7時57分配信
ホンダは15日、高級スポーツ車「NSX」の後継車の開発を再開しハイブリッド車(HV)モデルを投入する方向で検討に入ったことを明らかにした。一昨年秋のリーマン・ショック以降の景気後退の影響で開発を中止していたが、業績改善に伴い、ブランドを牽引(けんいん)するスポーツ車が不可欠と判断した。
NSXは平成17年末で生産を終了。ホンダは現在、高級スポーツ車を生産していない。「(環境重視という)時代性を加味してつくりたい」(伊東孝紳社長)として、二酸化炭素(CO2)排出量の抑制と高い走行性能を両立するHVモデルの開発に着手することにした。
2月に発売したスポーツタイプのHV「CR-Z」の好調な販売実績も後押ししているもようだ。HVのNSXは、3~4年後に発売する見通しで日米両市場を視野に入れている。
同社は現在、10月に発売した主力小型車「フィット」のHVモデルやHV専用車「インサイト」など5車種を国内外で販売している。来春をめどにフィットをベースにしたワゴンタイプ、来秋にはミニバンタイプも投入して攻勢をかける構えだ。
【東京バサラ】
リーマンショック時の「NSX」後継車開発中止とF1撤退の即断即決は、それを想像することすらできなかったト○タ自動車と較べ、経営者のレベルの高さを物語っていました(ト○タ自動車社長は実質引責辞任)。 そのホンダが開発を再開するということは数年後の円安への反転を確信しているということでしょう。それは今をときめくニトリ、ユニクロ、マクドナルドの凋落をも予言しています。
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