[マドリード 15日 ロイター] ムーディーズのスペイン担当アナリストは15日、スペインの欧州金融安定ファシリティー(EFSF)への支援要請は基本シナリオでは想定していないが、可能性は排除しないとの見解を示した。
スペイン担当首席アナリストのキャスリン・ミュールブロンナー氏は、ロイターとの電話インタビューで「完全に排除しないが、基本シナリオにはない。政府は財政目標達成に向けて進んでおり、来年の財政赤字(の対国内総生産比率)は6%に低下させられると考えている」と述べた。
しかし、ムーディーズの経済成長見通しは政府予想を下回っているため、社会党政権は一段の経済対策を打ち出す必要があるとの見方を示した。
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