2010年12月18日土曜日

本物のダビンチ・コード? =モナリザの目に文字を発見―英紙

時事通信 12月18日(土)18時27分配信

 イタリア・ルネサンスの巨匠レオナルド・ダビンチが名画「モナリザ」に暗号を残していた―。英紙デーリー・メールはこのほど、イタリアの文化財専門家がモナリザの目の中にダビンチのイニシャルなど微細な文字を発見したと伝えた。
 イタリアの国立文化遺産委員会のシルバノ・ビンチェティ委員長が明らかにした。肉眼では分からないが、高度な拡大鏡を使ってモナリザを見ると、右目にダビンチのイニシャルである「LV」が描かれていることが判明。さらに、左目には「CE」あるいは「B」と思われる記号があり、背景にある橋のアーチには「72」あるいは「L2」のような文字が見つかったという。
 同委員会のメンバーがモナリザの目の謎に言及した古書を見つけ、その内容に触発されて調査が実施された。ビンチェティ氏は発見した文字について「作者が描いたものだ。描かれた人物への愛のメッセージかもしれない」と主張している。
 一方、同紙には読者から「高度な拡大鏡の技術がないダビンチは、どのようにそれを描いたのか」といった疑問も寄せられるなど、謎が謎を呼んでいる。

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