12月21日(ブルームバーグ):米連邦公開市場委員会(FOMC)は、欧州中央銀行(ECB)をはじめ日本やカナダ、スイス、英国の中央銀行との間で取り決めているドルのスワップ協定を2011年8月1日まで延長することを承認した。
5月に締結されたこの協定は来年1月に終了する予定だった。米連邦準備制度理事会(FRB)が21日、声明で発表した。
日銀:米ドルスワップとドル資金供給オペを来年8月1日まで延長
12月21日(ブルームバーグ):日本銀行は21日夜、米連邦準備制度理事会(FRB)との間で締結している米ドルスワップ取り決めと米ドル資金供給オペの期限を来年1月末から8月1日まで延長したと発表した。同日開いた金融政策決定会合で決定した。
日銀は2008年9月、リーマンショックによる国際金融市場の混乱に対応するためFRBとの間で同取り決めを締結。2月にいったん終了したが、欧州の米ドル短期金融市場で緊張が再び高まっていることに対応して、5月10日に臨時の決定会合を開き再開を決定した。
ECB:FRBとのドル・スワップ協定を延長-来年8月まで
12月21日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)は21日、米連邦準備制度理事会(FRB)とのドル・スワップ協定を2011年8月まで延長すると発表した。
FRBはカナダ銀行、イングランド銀行、日本銀行、スイス国立銀行との間でもスワップ協定を延長した。
ECBによると、ドル資金供給オペは引き続き期間7日のレポを通じて行う。適格の担保に応じて供給する。固定金利での入札で応札額全額を供給する。
次回のドル供給オペは22日に実施し翌日決済。同オペは年末越えの資金を供給するため、例外として14日物とする。
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