2010年12月9日木曜日

ブラックストーンのウィーン氏:S&P500種は来年末に最高値も

12月8日(ブルームバーグ):米ブラックストーン・アドバイザリー・サービシズのバイロン・ウィーン副会長は、S&P500種株価指数が2011年末までに28%以上値上がりし、最高値をつける可能性があるとの見通しを示した。企業利益や景気の改善が理由だ。

ウィーン氏は今年1月、毎年発表している「今年の10の意外な出来事」で、2010年末のS&P500種は1115.10と、年初の水準と変化なしで終えると予想していた。S&P500種は年初から前日終値までに9.7%上昇した。同氏はブルームバーグの電話インタビューで、2011年もS&P500種は上値を伸ばし、2007年10月に記録した最高値の1565.15を付けるだろうと述べた。

ウィーン氏はS&P500種の予想について「おかしな見方ではない」と話し、「十分あり得る展開だ。状況は好転している。2011年の企業利益は1株当たり90ドルを上回るだろう。災難はもう待ち構えていないという事実に慣れるにつれて、市場参加者はさらにリスクを取ることに積極的になるだろう」と指摘した。

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