2010年9月26日日曜日

米経済、引き続き景気後退下にある─バフェット氏=CNBC

[ニューヨーク 23日 ロイター] 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は23日、米経済は引き続き景気後退(リセッション)下にあるとの見解を示した。CNBCが23日、インタビューを放送した。
 バフェット氏は「われわれは依然として景気後退下にある。いずれは脱却するもののしばらく時間が掛かる」と述べた。

 米経済の景気サイクルを判定する全米経済研究所(NBER)は20日、米経済は2009年6月に景気後退を脱却したとの判断を下す一方、同判断は米経済が通常の稼働水準を回復したことを意味しないと警告した。

 同氏は景気後退に関する自身の定義はNBERとは異なるとし、1人当たりの実質国内総生産(GDP)が景気後退以前の水準に回復することが景気後退からの脱却を意味すると説明した。

 

 また投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N: 株価, 企業情報, レポート)(BRKb.N: 株価, 企業情報, レポート)が投資する約80の事業は、大部分が「徐々に回復している」と述べた。鉄道大手バーリングトン・ノーザン・サンタフェの輸送状況は「61%回復した」とし、「カーペット部門、れんが部門、インシュレーション部門は61%とまではいかないが、上向いている」と述べた。

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