2010年7月14日水曜日

モルガンSのローチ氏:中国は1-3月期の成長率を持続できない

7月14日(ブルームバーグ):モルガン・スタンレー・アジアのスティーブン・ローチ会長は、中国経済や欧州債務危機について以下の通り、コメントした。

  同会長は14日、ロンドンで行われたブルームバーグテレビジョンとのインタビューで発言した。

◎中国経済と人民元について:  GDP(国内総生産)の伸び率で「1-3月(第1四半期)の11.9%は持続できないということを、中国もわれわれも理解している」  「世界経済の不透明感を考慮すると、中国は人民元の対ドルでの大幅上昇の容認に極めて慎重となるだろう」

  ローチ氏は、中国のインフレは深刻な問題ではなく、同国の金融当局は恐らく年内に利上げを行わないだろうと語った。

◎欧州のソブリン債危機について:  危機は「重大だ」  「欧州各国政府の財政公約に信頼を置いていない。実施できないだろう」

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