2010年7月14日水曜日

1.30ドル付近でユーロ売りを推奨、チャート上の抵抗水準-英RBS

7月14日(ブルームバーグ): ユーロが1ユーロ=1.30ドル付近まで上昇したら、テクニカル上の抵抗線やユーロ圏経済の悪化をにらみ投資家はユーロを売るべきだと、英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は指摘する。

  RBSの為替ストラテジスト、グレッグ・ギブス氏(シドニー在勤)は14日の投資家向けリポートで、1.3275ドル近辺が「重要」な抵抗水準になるが、ここは「ユーロ安が一段と進む前の今年3月と4月に足場となっていたところだ」と指摘。「ユーロ高とここ最近の欧州債券市場の安定した動きは、それまでの半年間が急激で劇的な下落だったという文脈の中で依然とらえる必要がある」と述べた。

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