7月22日18時48分配信 ロイター
[ブリュッセル 22日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局が22日に発表した5月のユーロ圏鉱工業受注は前月比3.8%増、前年比では22.7%増だった。ロイターがまとめた予想を上回った。
前年比の伸び率は2000年5年以来、10年ぶりの大きさ。ロイターがまとめた予想は前月比が横ばい、前年比20.2%増だった。
4月は前月比が0.6%増、前年比が21.9%増に下方修正された。従来の発表では、前月比が0.9%増、前年比が22.1%増。
ユーロ圏はソブリン債問題を抱えるが、今回の統計を受け、ユーロ圏の経済成長率が第2・四半期に加速したとの見方が強まりそうだ。
5月の鉱工業受注を国別にみると、ドイツは前月比0.2%減、前年比28.2%増。フランスは前月比0.6%減少した。イタリアとスペインは回復し、前月比でそれぞれ5.4%、3.9%増加した。
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