7月26日(ブルームバーグ): 国際資源集団(Gリソーシズ・グループ)は、金相場が1オンス当たり2000ドルに達する可能性があるとの見方を示した。供給の逼迫(ひっぱく)と投資需要を理由として挙げた。国際資源集団はインドネシアで金鉱山1カ所の開発を進めているものの、作業は予定より半年遅れている。
国際資源集団のオーウェン・ヘガーティ副会長はインタビューで「向こう数年間に1500ドル、さらに2000ドルに達する可能性が高いことに疑いの余地はない」と指摘。「需要は堅調でさらに強まるのみだ。過去10年間は生産が減少し供給が逼迫しており、新規鉱山の発見や開発は追い付いていない」と述べた。
投資家が金融不安や通貨低迷に対する防御手段を求めるなか、金相場は6月21日に過去最高値の1265.30ドルに達した。
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