2月12日(ブルームバーグ):ゴールドマン・サックス・グループは、円に対してインド・ルピーとインドネシア・ルピア、マレーシア・リンギットのバスケット買いを投資家に勧めている。これら3カ国の経済成長ペースが日本を上回るとの見方が背景。
アジア太平洋担当チーフエコノミスト、マイケル・ブキャナン氏(香港在勤)らゴールマンのアナリストチームは、今年は円以外のアジアの通貨で、特に内需の健全な国・地域の通貨が上昇する公算が大きいと予想した。インドやインドネシア、マレーシアの通貨はまた、海外投資家がこれらの国の株式を購入することで恩恵を受けるとみている。
ゴールドマンは、3通貨のバスケットを現行水準の100で購入した上で、当初の目標を107とし、97を下回った場合には自動的に売却するよう投資家に助言している。
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