[ニューヨーク 22日 ロイター] 米モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)は、保有する中国国際金融(CICC)株を、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)[KKR.UL]とTPGキャピタル [TPG.UL]に10億ドル以上で売却することで近く合意する見通し。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が、関係筋の話として伝えた。
モルガン・スタンレーは、CICC株34.3%の売却を模索していた。
モルガン・スタンレー、KKR、TPGはこの報道についてコメントを避けた。CICCからもコメントは得られていない。
同紙によると、モルガン・スタンレーのCICC株は、KKRとTPGの間で等分に分割される。売却には中国政府の承認が必要で、取引成立にはまだ至っていないという。
同紙は、KKR共同創業者のヘンリー・クラビス氏とTPG共同創業者のデービッド・ボンダーマン氏が、CICCの取締役に就任する見通しだとしている。
2月23日(ブルームバーグ):米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)とTPGキャピタルが、米金融大手モルガン・スタンレー保有の中国の投資銀行、中国国際金融(CICC)の株式を10億ドル(約910億円)余りで取得する方向で進めてきた交渉が最終段階にある。事情に詳しい関係者4人が明らかにした。
0 件のコメント:
コメントを投稿