8月4日(ブルームバーグ):4日のニューヨーク銅先物相場は続伸し、10カ月ぶりの高値を付けた。米中古住宅販売成約指数が5カ月連続で上昇したことが材料となった。
6月の成約指数は前月比3.6%上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト35人を対象にした調査の予想中央値では同0.7%のプラスが見込まれていた。
商品調査会社ロジック・アドバイザーズ(ニュージャージー州)のパートナー、ウィリアム・オニール氏は「全般的に上昇傾向だ。経済指標が改善しつつあり、それが銅相場により多くの資金を呼び込んでいる」と指摘した。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物相場9月限終値は、前日比5.7セント(2.1%)高の1ポンド=2.7955ドル。一時は2.799ドルと、中心限月としては昨年10月2日以来の高値を付けた。
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