2009年8月6日木曜日

NY金:続伸、ドル先安感で代替投資需要が増加-終値969.70ドル

8月4日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は続伸。ドル先安感から代替投資先としての金への需要が強まり、8週間ぶり高値まで上昇した。

  前日には主要6通貨のバスケットに対するICEのドル指数が9月29日ぶり低水準まで急落し、金は6月初め以来の高値まで押し上げられた。この日は、6月の米中古住宅販売成約指数が市場予想を上回ったことで、安全への逃避先としてのドルへの需要が後退した。

  UBSの金属ストラテジスト、ジョン・リード氏(ロンドン在勤)は4日付リポートで、「前日のドル売りにさらに追い討ちがかかれば、金は心理的に重要な1000ドルの節目を突破するだろう」と記述した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限は前日比10.90ドル(1.1%)高の1オンス=969.70ドルで取引を終了。

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