2008年12月 8日(月) 11時49分 サーチナ
8日付南方都市報によると、米著名投資家のジム・ロジャーズ氏はこのほど、商品市場の基礎部分は世界的な金融・経済危機の影響を受けていないが、今後は価格が反発するだろう」との見方を示した。
ロイターCRB先物価格指数は7月、歴史的な大暴落を記録した。世界的な金融・経済危機で、原材料に対する需要が低下するとの見方が広まったためとされている。
ロジャーズ氏によると、現在は「肥料用の資金が必用になっても、農民は融資を受けられない。亜鉛鉱山を探査しようにも、資金が調達できない」状況だ。ある程度時間が経過すれば、原材料分野で深刻な供給不足が発生するという。
今後、供給不足が最も深刻化しそうな商品は原油と農産物だが、亜鉛と綿花はある程度の改善がみられるという。ロジャーズ氏は黄金を購入しており、「今後、価格が下落すれば買い増す。上昇しても、若干は買い増すかもしれない」という。
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