2009/01/02(金) 13:28 サーチナ
世界的な金融危機を受けて、投資銀行や専門家が2009年の株式投資に慎重姿勢を示す中で、米著名投資家のジム・ロジャーズ氏はこのほど、「中国経済には金融危機の影響をまったく受けない分野が存在する」との見方を示し、中国系企業の株式の買い増しに動いていることを明らかにした。また「保有する中国株を売却するつもりは一切ない」と述べた。1日付中国経済網などが伝えた。
ロジャース氏によると、香港やシンガポール市場に上場する中国系銘柄には、本土市場の人民元建てA株の株価を下回っている銘柄が存在しており、08年10月以降、こうした銘柄の購入に着手した。購入した銘柄は農業、インフラ、水利株など。購入後、いかなる銘柄も売却していないという。
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