2月23日(ブルームバーグ):ヘッジファンドマネジャーのバートン・ビッグス氏は、イタリアの金融株は大きく値下がりしたため、買わないわけにはいかないほど割安になったと発言。イタリア株を購入したと明らかにした。
ビッグス氏は23日、銀行株にかなり集中したイタリア株複数銘柄をバスケット取引で3-4週間前に購入したと述べた。時価総額でイタリア最大手2行のインテサ・サンパオロとウニクレディトの株価収益率(PER)はそれぞれ7.3倍と6倍に低下。MSCI世界指数の同バリュエーションは14.3倍となっている。
ビッグス氏は23日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「イタリアについて精査するにつれ、イタリア株は割安なだけでなく、同国の新政府には実際に本物の前進を遂げるチャンスがあるとの思いを強くした」と発言。「これほど割安ならば、試しに買ってみるのもやぶさかではない」と続けた。
ヘッジファンド、トラクシスの創業者である同氏はまた、自身の株式のネットロングポジションは約75%だと話した。1カ月前は65%だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿