2011年12月8日木曜日

イランのミサイル施設破壊 開発大きく後退と米紙

2011.12.5 17:54
 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は4日、先月12日にイランの首都テヘラン近郊で起きた大爆発で、固体燃料ミサイルの中心的な試験施設が破壊され、イランの長距離ミサイル開発が大きく後退したと報じた。米国やイスラエルの情報当局者らの話として伝えた。

 爆発で、ミサイル開発を指揮するハッサン・テヘラニ・モガダム氏やミサイル専門家らが死亡したといい、これも開発にとりダメージだという。

 複数の米国防総省高官はCNNテレビに、ミサイルの動力部分に関連した作業を行っている際に起きた爆発をきっかけに、武器庫が誘爆した事故との見方を示したが、ニューヨーク・タイムズは「無人爆撃機などによる攻撃」説もあるとしている。(共同)

0 件のコメント: