2011年11月16日水曜日

米バークシャー:インテルやビザなどの株式取得-米企業に割安感

11月14日(ブルームバーグ):ウォーレン・バフェット氏率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは14日、ドラッグストアチェーン大手のCVSケアマークと半導体メーカーのインテル、電子決済ネットワークのビザの株式を取得したことを明らかにした。

 バークシャーが当局に14日届け出た資料によれば、9月30日時点で衛星テレビのディレクTVのほか、ビジネスジェット機や戦車を製造するゼネラル・ダイナミクスの株式も取得した。また、ディスカウント専門店ダラー・ゼネラルの株式を追加取得する一方、ヘルスケア製品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の保有株は減らしている。

  バフェット氏(81)と投資マネジャーのトッド・コームズ氏(40)は7-9月(第3四半期)、米株式相場が四半期ベースで2008年以来の大幅安に向かう中で現金保有分を縮小した。バフェット氏はIBMの株式を今年100億ドル(約7710億円)余り購入し、この大半を7-9月期中に取得したことも14日に明らかにしている。

  バフェット氏は米経済専門局CNBCのインタビューで、「米企業は他の投資対象に比べ非常に割安に見える」と語った。

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