2011年06月01日
米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)が、13億ドル以上のリビア政府系ファンドと取引を行い、98%以上の損失を出していたことが、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道で31日わかった。
WSJが独自入手したGSの内部文書によると、GSは2008年に13億ドルのリビア政府系ファンドを為替などの取引で運用し、98%以上の損失を出していたという。
同ファンドは、カダフィ大佐が管理しており、仮に損失を出した場合には、大佐に優先株の引き取りを求めるなどの同社の株主になってもらうよう提案していたという。
GSからはコメントしていない。
人気ヘッジファンドマネージャー、ジム・クレイマー氏は31日のCNBCのレギュラー番組「MAD MONEY」の中で、GS株を取り上げて「わたしが見てきた中でも、最悪の投資の一つだ」と酷評した。
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