5月2日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物は1オンス=1577.40ドルに達し、連日の最高値更新となった。一方、銀先物は証拠金引き上げの影響で1月以来の大幅安。銀は先週2年7カ月ぶり高値に上昇していた。
COMEXの親会社であるCMEグループは4月29日の取引終了後、銀先物の最低証拠金を1枚当たり1万4513ドルと、従来の1万2825ドルから13%引き上げた。1年前は4250ドルだった。
キングズビュー・ファイナンシャル(シカゴ)の市場ストラテジスト、マット・ジーマン氏は、「証拠金引き上げは小口投資家を締め出すだろう。銀と金のスプレッドが今後縮小し、金にさらに買いが入ると予想される」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6月限は、前営業日比70セント高の1オンス=1557.10ドルで終了した。
銀先物7月限は2.515ドル(5.2%)急落し1オンス=46.084ドルで引けた。一時は13%安まで売り込まれる場面もあった。
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