[シンガポール 15日 ロイター] ゴールドマン・サックスは15日、向こう3─6カ月間、商品(コモディティー)をアンダーウエートにすることを投資家に推奨した。
原油価格は、現在の需給では正当化できない高値にあると指摘している。
同社は11日にも同様の見解を示していた。
今後12カ月間については、引き続きオーバーウエートを推奨している。来年にかけてファンダメンタルズが引き締まる見通しという。
同社は15日付のリポートで「需要減退につながるような原油高がさらに進まない限り、需要の伸びが供給の伸びを上回る状態が続き、来年にかけ、在庫とOPECの余剰生産能力が大幅に減少する見通しだ。リビアの混乱が長引けば、減少が早まる」と指摘した。
米ゴールドマン:商品価格、向こう3-6カ月の間に下落の可能性
4月15日(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス・グループは、原油と金、銅の価格が向こう3-6カ月の間に下落する可能性があるとして、商品の持ち高を減らすことを勧めた。
アリソン・ネーサン氏やジェフリー・カリー氏ら同行アナリストは15日に電子メールを通じて発表したリポートで、原油相場について「需給が現在示唆している水準を超えて上昇してきており、今後数カ月で大幅な調整局面を迎える公算が大きい」と指摘した。
また銅などの非鉄金属は、日本の震災後の消費減少で「上値が限られている」との見方を示した。金価格については、ゴールドマンの短期的な目標水準に近づいていると説明した。
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