10月22日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は続落。週間では7月上旬以降で最大の下げとなった。ドルが持ち直し、代替資産としての金買いが鈍った。
ドルは主要6通貨のバスケットに対して週間ベースで堅調に推移。前週までは5週連続でマイナスだった。金は14日に1オンス=1388.10ドルの過去最高値を記録して以降、4.5%下げている。
インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)のヘッドディーラー、フランク・マギー氏は「金は長らく待ち望まれていた調整局面のさなかにある」と指摘。「テクニカル的には現在の水準から1260ドルにかけて、金の落ち着き先はないようだ」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物相場12月限は前日比50セント安の1オンス=1325.10ドルで終えた。一時、2週間ぶりの安値となる1315.60ドルまで下げた。週間では3.4%値下がりし、7月2日以来の大幅安。
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