8月5日(ブルームバーグ):世界最大の鉱山株ファンドを運用する米投資会社ブラックロックは、金属株に「多大な投資価値」があるとみている。銅や鉄鉱石、石炭価格が持ち直していることや、中国と欧州の景気懸念の後退が背景にある。
「ワールド・マイニング・ファンド」(運用資産125億ドル=約1兆780億円)のマネジャー、イビー・ハンブロ氏は3日、ロンドンでインタビューに答え、「数カ月前のように欧州のソブリン債発行のニュースが一面を飾ることはなくなった。中国も景気を抑制している」と指摘。その上で「現在は企業に多大な投資価値があるとみている」と語った。
ハンブロ氏は、鉄鉱石やコークス用炭、銅などの分野の利益率が高い企業をトップピック銘柄としているほか、金やプラチナ生産会社の株式も保有していると明らかにした。
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