[20日 ロイター] ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、ヘッジファンド運用会社ポールソンの一部の顧客が解約する可能性を示唆した、と報じた。
米証券取引委員会(SEC)は16日、サブプライムローン(信用力の低い個人向けの住宅ローン)に絡む債務担保証券(CDO)の組成と販売に関して、投資家に「重要情報」を開示しなかったとして、ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)を証券詐欺罪で訴追しているが、この件では、ポールソンの果たした役割が注目されている。
ポールソンは、ジョン・ポールソン氏が運営するヘッジファンド。
WSJによると、ポールソン氏は19日、およそ100人の投資家と電話会議を実施。ゴールドマン訴追問題について、ポールソンは無傷で脱出できると強調し、懸念払しょくに努めた。会議に参加したある投資家によると、大半がポールソン氏への支持を表明したという。
WSJによると、ポールソン氏は電話会議で、SECからウェルズノーティス(民事提訴の意思通知)は受け取っていないと説明した。
またポールソン氏は、19日の電話会議では、ゴールドマンの取引においてポールソンが果たした役割について言及しなかったという。
WSJによると、ポールソンのファンドを6月30日に解約することを希望する投資家は、4月30日が解約申し出期限となっている。
【バサラ男の独り言】
解約は殆ど無いと云う情報が大半ですが、6月30日に解約する契約者に不利益をもたらす解約情報をポールソンが本当に公開すると信じているのでしょうか? まさかね。
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