5月27日12時6分配信 サーチナ
北朝鮮が韓国からの攻撃に備えるため、朝中国境を守る国境警備隊に砲撃砲を追加配備し、この一帯に放射砲旅団を展開させたことが分かった。韓国メディアが26日、対北朝鮮消息筋の話として伝えた。
消息筋は、2010年2月までに朝中国境付近の国境警備隊に82ミリ迫撃砲を扱う火力支援小隊が編成され、実戦配備が完了したと明かした。国境警備隊は人民武力部に属するが、主な任務は住民の脱北防止であるため、小銃などの軽装備が主だった。
また、これとは別に、休戦ライン一帯や海岸付近に配備されてきた北朝鮮型多連装ロケット砲が朝中国境にも配備され、北朝鮮と中国との間で微妙な緊張が生じていることも伝えられている。
北朝鮮は武器強化の理由について、「中国側から韓国の特攻隊が攻撃する可能性があるため」と説明しているという。
また、韓国メディアによると、北朝鮮住民の間では「6月1日-4日ごろに戦争が始まる」といったうわさが流れている。このうわさは一部の地域だけで広がっているものとみられているが、北朝鮮国内の緊迫する様子が表れている。
0 件のコメント:
コメントを投稿