3月15日(ブルームバーグ):15日の香港株式市場で、米資産家ウォーレン・バフェット氏が出資する中国の自動車メーカー、比亜迪(BYD)が上昇した。2009年通期決算で、売り上げの伸びに伴い利益が前年比3倍超に増加したことが好感された。
BYDの株価は前週末比0.2%高の69.05香港ドルで引けた。ハンセン指数は0.6%安だった。同社は14日、09年通期の純利益が37億9000万元(約500億円)と、前年の10億2000万元から増加したと発表した。
消費者がBYDのコンパクトカー「F3」の購入に政府の奨励金を利用したのが追い風となり、売上高は47%増の395億元だった。バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが10%出資するBYDは、今年米国で電気自動車とハイブリッド車の販売を開始する計画。欧州でも来年の発売を予定している。
0 件のコメント:
コメントを投稿