2月22日(ブルームバーグ):。産金会社が出資する業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は、世界最大の金生産国である中国について、国際通貨基金(IMF)が保有する金の買い手の「現実的な候補」ではないとの見解を示した。
米シティグループのアラン・ヒープ氏らアナリストは、資産多様化のため中国人民銀行(中央銀行)がIMFから金を購入する可能性が高いとの見方を示している。中国は、昨年後半のIMFによる金の相対取引では直接の買い手として挙げられなかった。IMFはこの時期に金212トンを売却した。
WGCのマネジングディレクター、ジョージ・マイリングスタンレー氏はニューヨークからの電話インタビューで、IMFが保有する金を「中国が購入していなくても驚きではない」と述べ、準備資産を増やすためには「中国国内で生産された金を購入する」可能性の方が高いと指摘した。
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