2009.5.10 23:28
タス通信によると、ロシア・シベリアのイルクーツク州のバイカル湖周辺で10日、同州のエシポフスキー知事らが乗ったヘリコプターが墜落し、知事ら5人が死亡した。
飛行の目的や事故の原因は不明。
エシポフスキー氏はメドベージェフ大統領の提案により、州議会の承認を経て、昨年12月に知事に就任していた。(共同)
JOGMEC:ロシアと東シベリア油田の共同開発-権益取得
5月12日(ブルームバーグ):独立行政法人、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は12日、ロシアのイルクーツク石油との間で東シベリア地域の油田2鉱区の共同開発を実施すると発表した。プーチン首相の来日に合わせ、両社は午後に契約の調印式を行う。
開発の対象となるボリシェチルスキー鉱区とザパドナ・ヤラクチンスキー鉱区は、イルクーツク市の北約700キロメートルに位置しており、隣接する鉱区では既に油田の存在が確認されている。2013年までに両鉱区で合計6本以上の探鉱井を掘り、埋蔵量などについて調査を実施する。
東シベリア地域は、自然環境が厳しいことに加え、インフラが整備されていなかったことなどから、原油や天然ガスなどの資源開発が遅れていた。
JOGMECによると、現在建設が進められている太平洋パイプラインが完成すれば、同地域で生産された原油はパイプラインを通じて太平洋沿岸に送られ、日本をはじめ北東アジア地域への供給が可能になるという。東シベリアからの原油輸出が開始されると、中東産油国への依存度が軽減されるためエネルギー安全保障の向上につながる。
プーチン首相は12日午前、都内で開催された「日本ロシア経済フォーラム」で講演し、「東シベリアから太平洋沿岸をつなぐパイプラインの完成に向けて、日本企業の参加を期待している」との考えを示した。
JOGMECは、イルクーツク石油と探鉱や生産を行うための合弁事業会社を設立する。JOGMECが49%、イルクーツク石油が 51%出資するこの合弁事業会社が2鉱区の鉱業権を取得する。
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