4月24日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は続伸。3週間ぶり高値を付け、週間ベースでも1カ月ぶりに上昇した。中国が金保有量を拡大したことが背景。
胡暁練・中国国家外為管理局(SAFE)局長によると、中国は 2003年以降、金保有量を76%増やしている。中国の金保有量と外貨準備高は世界最大。胡局長は24日、新華社通信に対し、金保有量を454 トン増やし、1054トンに拡大したことを伝えた。
UBSの金属ストラテジスト、ジョン・リード氏(ロンドン在勤)は、「この日の報道は金市場にとって極めて重要だ。中国がさらに金を買うとの期待が強まるだけでなく、他の国の中銀が金を買うきっかけとなる可能性もある」と語った。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物相場6月限は前日比7.50ドル(0.8%)上げ、1オンス= 914.10ドルで取引を終了した。週間ベースでは5.3%上昇。先週までは4週連続で下落していた。
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