2012年3月11日日曜日

ファンド・アワード、最優秀運用会社に3年連続でフィデリティ投信=リッパー

[東京 7日 ロイター] トムソン・ロイター傘下の投信情報サービス会社リッパーは7日、運用成績が優秀なファンドと運用会社を表彰する「リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2012」で最優秀運用会社(総合部門)にフィデリティ投信を選出した。同社の受賞は3年連続。

資産クラス別の最優秀運用会社には、債券部門でみずほ投信投資顧問、株式部門でシュローダー証券投信投資顧問、ミックスアセット部門でフィデリティ投信をそれぞれ選出した。

最優秀運用会社となったフィデリティ投信は、評価対象ファンドの中でも特にミックスアセット型の寄与度が大きく、債券型と株式型においても相対的に高いパフォーマンスを維持したことが受賞につながった。

また、個別ファンドでは、評価期間3年、5年および10年でリッパー分類において優秀な成績を記録した計66本を最優秀ファンドに選定した。

評価期間3年では、株式型日本株分類で「JFザ・ジャパン」62002333JP.LP(JPモルガン・アセット・マネジメント)、株式型グローバル分類で「ING・プレステージ&ラグジュアリー・ファンド(愛称:世界のこだわり)」62005823JP.LP(アイエヌジー投信)、債券型グローバル分類で「アライアンス・バーンスタイン・グローバル・ハイ・インカム・オープンA(為替ヘッジなし)<愛称:NK・コンパス(羅針盤)>」62002681JP.LP(アライアンス・バーンスタイン)──などが受賞した。

なお、株式型日本株分類の期間3年で最優秀ファンドとなった「JFザ・ジャパン」は、5年、10年でも最優秀ファンドとなり、株式型日本株分類の頂点にたった。3冠王を達成は2011年に債券型ユーロ分類で、ユービーエス・エイ・ジー、UBSグローバル・アセット・マネジメントの「UBS(Lux)ボンド・ファンド─ユーロ クラスP─acc受益証券」の受賞以来2本目。

最優秀運用会社となったフィデリティ投信は、個別ファンドで計5本の最優秀ファンド賞を受賞した。

「リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2012」は、リッパーが世界各都市で開催している「リッパー・ファンド・アワード」プログラムの一環。リッパーが定める各ファンド分類・部門の中で、収益一貫性(Consistent Return:コンシスタント・リターン)が最も高いファンドおよび運用会社を表彰している。

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