12月27日(ブルームバーグ):投資会社ロジャーズ・ホールディングスのジム・ロジャーズ会長は、ユーロが今後10年、現在の形で存続するとは考えていないと述べた。スペイン紙エル・エコノミスタ(オンライン版)が同氏とのインタビュー内容を報じた。
同紙によれば、ロジャーズ氏はまた、米国では2012年に選挙があることから政府の歳出が増えるとし、翌13年は米国にとって非常に悪い年になると予想。米国における次の経済危機は13年か14年に到来するとし、その際は負債規模が極めて大きいことから一段と深刻になるとの見方を示した。
同氏はその上で米金融株、特にバンク・オブ・アメリカ(BOA)への投資を避けるよう助言。中国経済の発展については引き続き確信していると述べたという。
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