[ベルリン 5日 ロイター] 独シュテルン誌の委託で調査機関フォルザが実施した世論調査によると、旧通貨マルクの復活を望むドイツ国民は全体の54%で、2010年5月の調査と同様の結果となった。
メルケル首相は、ギリシャに端を発した欧州の債務問題にもかかわらずユーロを死守する姿勢を明確にしているが、大半のドイツ国民はこれ以上のギリシャ支援に反発している。
ただ調査では、マルクの復活でドイツ経済に恩恵が生じると考えている回答者は全体の43%で、恩恵はないと回答した51%を下回った。
また、旧東ドイツ地域と、低学歴層にマルク復活を望む声が多いことも浮き彫りとなった。
調査は9月28─29日に1001人を対象に実施された。
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