2011年11月4日金曜日

米長者番付でソロス氏が初のトップ10、ゲイツ氏18年連続首位

[ニューヨーク 21日 ロイター] 米経済誌フォーブスが21日発表した2011年版の米長者番付で、著名投資家のジョージ・ソロス氏(81)が7位に入り、初めてトップ10入りを果たした。
 1位は18年連続でマイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)の共同創業者ビル・ゲイツ会長(55)。資産総額は590億ドル(約4兆5300億円)で、昨年から50億ドル増加した。2位も昨年と同じく著名投資家のウォーレン・バフェット氏(81)で、資産総額は前年比60億ドル減の390億ドル。トップ20はバフェットを除き、すべてが過去1年間に資産を増やしている。

 7位に入ったソロス氏の資産総額は220億ドルで、金や関連証券などへの投資により前年比で78億ドル増加した。同氏は今春になって、こうした資産の現金化を進めて利益を確定し、欧州債務危機による市場の混乱を回避した。

 3位に入ったのは、ソフトウエア大手のオラクル(ORCL.O: 株価, 企業情報, レポート)創業者のラリー・エリソン氏(67)で、資産総額は330億ドル。エネルギー企業コーク・インダストリーズKCHIN.ULのチャールズ氏(75)とデービッド氏(71)のコーク兄弟が、ともに250億ドルで4位に並んだ。

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