8月10日(ブルームバーグ):中国の企業間オンライン取引サイト運営会社、アリババ・ドット・コムの4-6月(第2四半期)決算は、前年同期比46%増益となった。中国製品の輸出持ち直しで同社サイトへの出品件数が増加したことが寄与した。米資産家ジョージ・ソロス氏が同社に出資している。
同社の10日発表によると、純利益は3億6300万元(約46億円、1株当たり0.072元)。ブルームバーグがまとめたアナリスト5人の予想平均は2億9880万元だった。前年同期は2億4920万元(同0.049元)に修正された。売上高は前年同期比49%増の13億7000万元。
海外の買い手向けに電化製品や衣料品、玩具の取引が好調だった。同社はまた、利用拡大を図るためアリババ中国サイトへの出品料を引き下げた。アリババの馬雲最高経営責任者(CEO)は10日の電話会議で、キーワード広告やビジネスソフトウエアといった付加価値サービスの顧客への提供も増加したと語った。
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