2010年5月31日月曜日

サブプライムを予測したジョン・ポールソン氏が住宅市場への投資を再開

(転載)
2010.05.26
3年前に住宅価格の下落を正確に予想していたことで知られるジョン・ポールソン氏は、住宅建設市場への投資を再開しました。

同氏率いるファンドは、住宅建設会社ビーザー・ホームズの株式を500万株(2270万ドル相当)取得しています。

ビーザー・ホームズの株価は06年初めに73ドルでしたが、第1・四半期は約5ドルで推移していました。

先週同氏は投資家に対して、力強い景気回復と住宅価格の回復が見込まれとの認識を示しました。

V 字形の景気回復が進行していて、住宅価格の上昇ペースは2011年にかけて強まるとの見解を示しています。

同氏は住宅価格について2010年、2011年にそれぞれ3-5%、8-12%上昇すると予想しています。

同氏はまた、バンク・オブ・アメリカとハートフォード・フィナンシャル・サービシズ・グループへの投資を引き上げました。

シティグループとウェルズ・ファーゴの株式もかなりの規模保有していました。

引き続き金を魅力的な投資先と判断していて、金連動型ETFのSPDRゴールドトラストは、引き続き同氏の最大保有株式でした。

さらに、南アフリカの産金会社アングロゴールド・アシャンティとキンロス・ゴールドの株式を買い増しています。


(転載)
2010年05月11日
ジョン・ポールソン電話会議
10日にジョンポールソンのファンドの投資家向け電話会議があったようだが、参加した顧客が匿名を条件に話したところによると、ポールソン氏は米景気の「V字」回復を予想し、住宅価格は今年と来年に上昇するとの見方を示した。

 また、欧州の債務問題は「管理可能」だとも述べ、同地域では企業がリストラを進めており魅力ある機会が見いだせるだろうと語った模様。

 さらに、主力ファンドの新規資金受け入れを停止する計画を顧客に通知した模様。同社主力の「アドバンテージ」ファンド群は主として、ディストレスト・デット(経営難企業の債務)と破産、企業の合併・買収(M&A)関連で利益を狙うもので、運用資産は約200億ドル。受け入れ停止の詳細は6月後半に発表予定。

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