3月22日(ブルームバーグ):米ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授は、米国と日本がギリシャと同じような信用関連の問題を抱える恐れがあると、フランス紙レゼコーへの寄稿文で指摘した。
ルービニ教授は同紙で、「最近のギリシャの問題は目に見える氷山の一角にすぎない」とし、「市場は既にギリシャやスペイン、ポルトガル、英国、アイルランド、アイスランドを標的にしている。日本や米国など他の国も攻撃する可能性がある」と分析している。
また、流動性問題ではなく「支払い能力」の問題に直面している国を救済しても、デフォルト(債務不履行)や通貨切り下げ、ユーロ圏離脱を阻止することにはつながらないのではないかとの見方を示した。
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