3月22日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は下落。複数の主要移動平均を割り込んだことで売りが優勢となり、3週間ぶり安値を付けた。
19日には、20日、50日、100日の各移動平均を割り込んで取引を終了した。日中取引では、17日以降、毎日安値を更新している。金は2009年に24%上昇。2010年の年初からはほぼ変わらずの水準となっている。
ラサール・フューチャーズ・グループのトレーダー、マシュー・ジーマン氏(シカゴ在勤)は、「金のテクニカルは悪化しつつある。主要な移動平均をすべて割り込んだのは気がかりだ」と指摘した。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4月限は前営業日比8.10ドル(0.7%)安の1オンス=1099.50ドルと、中心限月の終値としては2月24日以来の安値。一時は1092.10ドルと、2月25日以来の安値を付けた。
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