2月1日(ブルームバーグ):米ブンゲのアルバート・ワイサー最高経営責任者(CEO)は、粗糖相場が年末まで「通常の水準」に戻らない可能性があるとの見方を示した。世界最大の生産国であるブラジルの供給が限定的で逼迫(ひっぱく)するためとしている。
ワイサーCEOは1月30日、ダボスでのインタビューで、粗糖価格について「通常の2倍」と指摘した上で、「さらに上昇する可能性がある」と述べた。ニューヨークの粗糖相場は今月1日、1ポンド当たり30.4セントと29年ぶりの高値に達した。
ワイサーCEOは「相場は、年内は堅調に推移するはずだが、軟化していくだろう」と予想。年末までか「来年初め」には「通常の」価格水準である15セントか16セントに戻るとの見通しを示した。
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