http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090619-00000808-yom-int
伊で13兆円分の偽?米国債持つ2邦人拘束、憶測飛び交う
6月19日20時4分配信 読売新聞
【ローマ=松浦一樹】イタリア北部キアッソで今月初め、1340億ドル(約13兆円)相当の米国債をスイスに持ち出そうとした日本人2人が伊財務警察に拘束された。
債券は偽造品との見方が濃厚だ。警察当局が入手経路や用途の解明を進めているが、金額が法外なことから、事件の背後関係について、様々な憶測が飛び出している。
警察当局などによると、50歳代の日本人2人は今月3日、ミラノから列車に乗り、スイスに向かったが、国境にあるキアッソの税関で、米国債を申告せずに持ち出そうとしたため、拘束された。
イタリア紙ジョルナーレによると、2人はスーツ姿で、キアッソの駅で列車からいったん降りたところ、2人の財務警察官に呼び止められ、荷物を調べられた。
当局が押収した債券は、米連邦準備銀行債(額面5億ドル)249枚とケネディ債(同10億ドル)10枚で、かばんの中に隠されていた。米国からの報道によると、押収された債券の多くは印刷が粗雑で、米財務当局は「写真を一見しただけで偽物とわかる」と指摘したという。
伊当局も「債券偽造事件」と見て、捜査を進めている模様だが、経過は公表しておらず、事件の真相は闇の中。各国メディアの注目も高く、英紙フィナンシャル・タイムズは、「債券はおそらく、イタリア・マフィアによる偽造品」だと指摘。米ブルームバーグ・ニュースは「(2人は)北朝鮮の工作員か」との見方を報じた。
イタリアのスイス国境付近では、今年4月にも、偽造品と見られる巨額の日本国債(額面計2兆円)が押収され、所持していたイタリア人1人が拘束されており、当局は今回の事件との関連を調べていると見られる。
当局は2人が逃亡する恐れはないと判断し、即日釈放した。在ミラノ日本総領事館は、2人が日本の旅券を所持していることを確認したが、釈放後の行方は把握できていない。
最終更新:6月19日20時4分
【バサラ男の独り言】
当時テレビでも報道されたにも拘わらず、その後、一切報道されなくなりました。
実は逮捕されたのは日本人の官僚達で持っていたのは米国に買わされた本物の米国債だったという話があります。『米国債を売りたいという誘惑に駆られた』と言って失脚させられた橋本総理の例もあるように、保有米国債の売却はご法度ですが、オフショアでこっそり売ろうとしたのが、まんまと米国政府の罠に落ちたという噂です。(売却は2004年から密かに行われていたという話もあります)
0 件のコメント:
コメントを投稿